誰にでもあるであろう心の闇を誰にも言えず背負い込み、ふと歩みを止め人生を振り返って大切な事は何か、自分の本当に好きな事は何かかを見つけるために、またそれを忘れないように書き綴ったブログです

心の闇から見えた人生の履歴書とその哲学

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深闇の少年期(5話)

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スラムダンク

 

スラムダンクに触発され毎日公園へ行き

バスケットボールを始める。

中学へ行ったら絶対バスケ部に入って

流川楓になってやる!

 

その意気込みむなしく

入学日に部員喫煙発覚で

バスケ部は廃部になった。

 

さらに今の時代ではあり得ない

男子全員坊主という伝統の校則があり

流川楓にはなれず、桜木花道orゴリとなる。

 

 

非行

 

毎日起こりうる全てがうっとおしく

破壊願望で頭がいっぱいになっていた。

線路に置き石・投げ石・スーパーで万引き・器物破損・・・

決してお金に困っていたわけではない。

 

父親を困らせ、

思春期特有によくある復讐のつもりでいた。

しかし同時に母をも

悲しませていたことに気づき 深く反省した。

みんなに同情され

警察に身柄を引き渡される事はなかった。

 

 

「X JAPAN」「はじめの一歩」 との出逢い

 

ラジオで流れる「Tears」が

X JAPANリーダーYOSHIKIが

今は亡き父親にあてた

メッセージであることが紹介された。

過激な歌詞にのせられた美しいメロディー

それを自分にも当てはめて聴いていると

まるで悲劇の主人公にでもなったかのように

自分自身を昇華させた。

 

はじめの一歩はある日弟が読んでいたので

いないときにこっそり読んだのが

始まりだった。

ボクシングという自分とは縁のないもの

ではあったが

やさしい性格の主人公「一歩」が

同級生からミミズ臭いといじめられ

そこで助けてくれた鷹村守が

ボクシングジムで手当てをした際

 

うじうじ悩む一歩に

サンドバックをいじめた奴だと思って

思いっきり殴ってみろと

ストレートのいろはを教え込む。

そこで放たれたパンチは、

当時日本チャンプの

鷹村が驚くほどのハードパンチだった。

 

そこから

「強いとは何か、どんな気分か」を求め

ボクシングへの道を歩み始める

そんなストーリーである。

当時学校でいじめられていた僕にとっては

教科書のような存在となった。

 

自分の未来は自分で変える!

そう思わせてくれた

運命的な出逢いであった。

 

 

Nend B2


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